http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/gpshi08/blog1#8

Olivierは、「すんげーついてる」と言い続けている。
7回戦を全勝で終えて、
「このまま幸運が続けば、このグランプリの勝者はオレだろうね。でもそうなったら帰りの飛行機が墜落するかも」

ダイスロールで負けたOlivierだが、手札の3枚を見た時点で笑ってキープを宣言。
有田にその3枚を見せた――ペンデルへイヴン、地底の大河そして苦花。

「翻弄する魔道士も陰謀団式療法も使ってないよな?」

「魔力の乱れ」

「ヲイw」

Olivierが苦花をプレイ。有田は冷鉄の心臓で白マナを確保し、
誘惑蒔きで出たばかりのやっかい児を頂く。

Olivierはルーンのほつれで目覚ましヒバリを落とし、
苦花でフェアリーを量産し続ける。
有田は霧縛りの徒党を否定の契約でかわして
入念な考慮→裂け目翼待機とつなげる。
ライフは有田16、Olivier11。
ペンデルへイヴン起動とウーナの末裔によるパンプで
有田のライフは9に。
そして、青命令でブロッカーを排除したOlivierが1戦目を勝利。

Olivier Ruel 1 ; 0 Ryuuichi Arita

直前の調整で、ヒバリ相手は相当に有利だという結論に達していたOlivier。
「2ゲーム目から戦ってるようなもんさ」

苦花による絶え間ないプレッシャーと、打ち消し呪文による妨害があればこの言葉もうなづける。
実際、ヒバリが多いと思われる環境では
このデック選択は正解と言えるであろう。

2ゲーム目、Olivierは思考囲いをプレイし、
神の怒りと影武者ではなく熟考漂いを落とす。
有田の手札には変わり谷があり、全く無駄なターンを過ごすことはない。

OlivierはトップからAnan Goの名前入りカードを引き、笑みを浮かべる。
苦花をプレイ。カウンターは・・・されず。
影武者にルーンのほつれを合わせるが・・・ドローは芳しく無い。
やっかい児で有田の神の怒りを止めにかかるが、
有田は目覚ましヒバリで応戦。墓地を見る限り、相当に厄介である。
次のターン、有田は神の怒りを撃ち、
ヒバリの能力で影武者と熟考漂いを場に戻す。影武者はもちろん、落ちたばかりのヒバリとして蘇る。

Olivierのランドは3枚で止まっており・・・そこにフェアリーの集会場を引いてきたが、それは今欲しい物ではない。
有田は変わり谷と飛行2体で攻撃、
ウーナの末裔はカウンターする。
影武者は2体ブロックで殺されるが、またヒバリとなって戻ってくる。有田は観客席の三田村と一緒になって笑う。

Olivierも苦笑い。ウーナの末裔をもう1回プレイするが、強力な手札をプレイするにはマナが足りず、やがて苦花が自身のライフを追い詰め・・・程なく投了となった。

Olivier Ruel 1 ; 1 Ryuuichi Arita

「Guillaumeへ――ランドは少なくても26枚。デックをありがとう。」

Olivierは念入りにサイドボードをチェック。
誘惑蒔きはこのマッチアップで強いカードだが、ヒバリに対して強い4マナスペルは十分すぎる程入っており、2ゲーム目の様にマナトラブルで負けるのを避けるため、投入は見送った。

1マリガンの後、2ターン目苦花からスタートし、想起熟考漂いをルーンのほつれで弾く。4枚目の土地を置き、やっかい児で青マナを縛る。

Olivierのライフは苦花と変わり谷によって12に減り、有田は15。
呪文詰まりのスプライトで入念な考慮をカウンターしてテンポを取り、有田のライフを9まで削る。神の怒りを撃たれ、
Olivierは青命令を持っていたのだが、それにルーンのほつれを合わされて、クリーチャーは全滅。

2枚目の苦花で、Olivierのライフは8まで落ちるが、増え行くトークンが有田の残り7ライフを持っていける状態である。次のターン、Olivierのライフは6まで落ちるが4体のフェアリーが居る。
ターンエンドに有田はヴェンセールでフェアリーの集会場をバウンス。厳しくなってきた。
もう少しで・・・というところで、
有田は目覚ましヒバリをプレイ。
土地を引きすぎたOlivierのライフが先に限界を割った。

投了後、有田が見せたハンドは・・・一瞬の瞬き。安全圏であった。Olivierの馬鹿ヅキもここまでか。

Olivier Ruel 1 ; 2 Ryuuichi Arita

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